続けることの大切さについて、多くの名言があります。
なにかを達成した人は、たとえ困難にぶつかったとしても、やめずにひとつのことを積み重ねてきたわけです。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道だと思う
イチロー
しかし、そうと分かっていても、なかなか続かないものです。
やると決めたときは意気揚々としていたのに、いつの間にか熱がさめてしまったということもあるわけです。
ときには「自分は意思が弱いからだ」などと、自分を否定してしまうことすらあります。
やめなかった ⇛ やめられなかった
「困難にぶつかってもやめなかった」とは、ある意味「やめられなかった」とも言いかえられます。
やり続ける理由がそこにはあったわけです。
強力な意思だけで続けることは確かにむずかしいのです。しかし、好きなことだからやりたくなるということもあるはずです。
そう考えれば、継続したいことのなかに「好き」を入れるという工夫もできるわけです。
ひとつポイントがあるとすれば、ただ「好きなこと」を入れるのではなく、もっと要素レベルのことを入れるべきです。
たとえば「プログラミングが好き」や「料理が好き」ではなく、「流れを考えるのがすき」「組み合わせを考えるのが好き」などです。
要素レベルまで落としこむのは、日常のあらゆることに、その「好き」を入れられるようになるからです。
この要素レベルの「好き」を見つけるには、自分の好きなことや嫌いなことを集め、そこに共通するものを探っていく必要があります。
しかし、何度も問いかけ答えることを繰り返しますから、頭の中ですべてをやるのは無理なのです。先にした問いかけとその答えを覚えておくだけでも大変な労力です。
さらに、全体を見渡すことは不可能に近く、答えの関連性を見つけるのが難しいのです。
そこで、TCMという考えながらメモをとる方法を使います。
こうしてみつけた要素レベルの「好き」があるからこそ、やりたくなるのです。
「好き」なことだから何度もやっていたら、結果として続いていたわけです。
<追記>
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「好き」の共通点から見えてくる、「本当の強み」とは?
そうそう、私は動かないものを動かすことが好きなんだ。
プログラマ時代にソフトウエアを作っていたとき
「動いた」瞬間は最高に楽しかったし
もう、固定観念に縛られ、混とんとしているプロジェクトやチームを
「動かす」ことに喜びを感じたっけ。
オルタナティブ・ブログ 「竹内義晴の、しごとのみらい」
日 時:2012年3月31日(日) 10時~17時
会 場:〒104-0061 東京都渋谷区桜丘町15-18 北沢ビル 3階
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