2011/11/13

自分の残業タイプを知る

私の現場でも残業が多いことが問題になっています。
私は定時で帰ることがほとんどなのですが、今回は何をしたら残業になるのか考えてみました。

Time Is On My Side


時間外労働(じかんがいろうどう)とは、労働基準法上においては、法定労働時間を超える労働のこと。通常は、就業規則などで定められた所定労働時間を超えて労働すること。同じ意味の言葉に、残業(ざんぎょう)、超過勤務(ちょうかきんむ)、超勤(ちょうきん)がある。
-Wikipedia

通常の解釈で、定時が18時ならそれ以降は残業になるわけです。
ここで基準となるのは時間なわけですから、例えばフリーランスで特に定まった働き方をしていないなら、18時以降に仕事をしたからといってそれを残業とは言わないでしょう。

労働時間の枠があるという前提で話を進めます。

なぜ残業するのかを考える時に、「仕事が終わらないから残業している」では解釈できませんので、フォーカスすべきはその理由のほうでしょう。
つまり、なぜ仕事が終わらないのかということです。

定時になってもやるべき仕事が終わらないのは、単純に時間に対しての仕事量が多いとか、定時間際に急に仕事が入ってくる場合です。
時間に対しての生産性が低い場合も、やはり定時になっても仕事が終わらないということになるでしょう。

一方で、仕事が終わっているのに帰らないという場合もあります。
仕事が終わっているのに帰らないというのは、意図的な残業ということになります。

たとえば残業代が欲しいから粘っているとか、仕事が終わって帰りたいのにみんなが残っているから帰りづらいといった具合です。
残業していると仕事を頑張っているように思えるという、自分または他人からの評価を理由とする場合もこちらに入るでしょう。

「どのタイプの残業をしているのか」を知ることは重要です。
残業すると仕事を頑張っているように思えているのに、タスク管理術を使って生産性を上げるのには無理があります。
労働時間の短縮は取りも直さず「頑張っている自分」を否定することになりえるからです。
この場合であれば、「仕事で頑張る」ということを正しい解釈に戻すことが必要でしょう。