疲れているときなどには、休むことを優先しやすい状態にあります。
こういった他を優先しやすい状態にあるなかで、やらなければいけないと思っていることを押し通そうとすれば、強い意思が必要になります。
しかし、その意志にはムラがあり、時には押し通せないこともあるわけです。
特に継続して取り組みたいことは、すぐに効果を実感できないことも多く、逆に「やめてしまった」経験を積み重ねることにもなりかねません。
ブレーキを小さくする
身の回りの出来事は、すべて意志の力で乗り越えるようなことばかりではありません。
考えなくてもできてしまうこともあるし、進んでやりたくなることもあるでしょう。
それらは、気の進まないことに比べてブレーキになることが小さいわけです。
ブレーキが大きければ、それだけ意志の力で飛び越えなければならない幅も大きくなります。しかしブレーキになることが小さければ、そこまで強力な意志を必要としません。
精神を鍛えることが目的でないのならば、そのブレーキは小さいほうがやりやすいわけです。
<続く>
家に来てから数日は借りてきた猫のようにおとなしかった虎千代。
座布団の上においてもそこから動かなかったのに、すこしづつ行動範囲が広がりそこら中を走りまわっています。
犬の自覚が出てきたらしく「ワンッ」と鳴くようになりました。