2011/12/19

タスク処理に安心感をもとめる

タスク処理については、今後「速さ」より「安心感」に向けていきたい。ちゃんと終わることを前提にしたスピードで、タスクをコントロールできている状態を感じること。何事もやり急いでしまっているなと思うので。 @dogsdocs
hurry up


これはなにも速さを捨てるということではありません。それに、これまでよりも処理スピードが遅くなると決まったことでもないのです。

これまではタスクを目の前にして、「早く終わらせないと、次にどんな仕事が急に降ってくるかわからない」という焦燥感があったのです。ですから、ひたすらInboxを空にすることに力を注いでいたわけです。

そうして処理が終わったとしてもそれは無味なのです。しかしながら、おもしろくもない仕事をゆっくりと噛んで味わいたいと思っているわけでもありません。

やるべきことを目の前にして、そこに欲しいのはやはり安心感です。

このタスクはいつもどのくらいで処理が終わるのか、今日はどこまで進められるのか、それにかかる手間や時間といったような情報をもとに、もう少しタスクをコントロールできている実感が欲しいわけです。

すでにタスクを小分けにしたチェックリストと作業ガイドを兼ねたものがあるので、途中でフローを見失ったとしても困ることはありません。
ですが、作業時間の見積もりについては「なんとなくこのくらい」といった程度の認識だったわけです。

どのくらいでその処理が終わると見通せないので、急に降ってくる仕事に対して身構える必要があったわけです。そこにあるのは、とりあえず一刻も早く終わらせて体をあけておけばなんとかなるという意識です。

タスクの見通しが立つようになることで、このタスクはこのくらいで終わるといった認識の精度が上がるわけです。そして、その安心感から生まれるのは余裕でしょう。

タスク処理から速さを忘れたいわけではないのです。タスクを前にしてコントロールできている、見通しが立っているという実感を得たいわけです。

そうしてコントロールできているからこそ、結果として処理がはやいという状態を望んでいるのです。私としてはそのほうが幸福感を得やすいのです。